診療科目・治療症例
インプラント治療
インプラント治療とは天然の歯と類似した構造をした人工歯根というものです。この人工歯根は生体親和性が極めて高い長さ約1cmの純チタン金属でできています。そしてこの人工歯根を歯槽骨に植え込みます。基本的に通常の歯科麻酔下で行える治療法で、昔と違い日帰りで、術後に食事を行うことも可能で、仕事や日常生活も普通に行えます。
この人工歯根が骨と結合(1~4か月)する時間を待ちます。この間は特に必要な処置はありません。通常はこの期間を利用して他の歯の部分の治療などを並行して行うことが可能です。そして人工歯根部分が骨結合したのちに技工所にて作成した歯冠部分(被せ物)を人工歯根と接着して完了となります。
インプラント治療は大学病院や一般開業医で行える治療です。しかし、近年インプラント治療におけるトラブルも多く存在しているのも事実です。インプラント治療には解剖学的な知識はもとより歯周病治療、かみ合わせ治療や他の歯科治療すべてに専門的な知識や技術が必要な治療法になります。私が所属する日本口腔インプラント学会はそのような不幸な事例が起こらないように多くの歯科医師を教育指導している日本で最も信頼のおける学会です。そして私は専門医として様々なインプラント治療を経験するとともに、日々進化する治療方法を正しい目で判断して最良の治療方法を患者様に提供いたします。