歯周病とは歯周病菌が原因で発症する感染症です。

お口の中には800種類以上の菌が存在します。そして、その中には歯周組織を破壊する菌が存在します。しかし、その菌種や数には個人差があります。そして免疫力にも個人差があり歯周病の発症時期も年齢差があります。日本の成人の80％の人は歯周病にり患しています。

歯周病は、基本的には自覚症状が少なく気づいた時にはかなり進行しているという病気です。

“痛みという信号”が、はっきりしない病気ほど怖い病気なのです。“痛みという信号”があれば、人は病気の存在に・病気の怖さに気づく事が出来ます。そして、人は病気に立ち向かう力が沸いてきます。

当医院は歯周病治療も専門にしています。歯周病治療を主訴として受診される患者様の多くは、歯周病の病状が大きく進行している重度歯周病の患者様です。しかし、当歯科医院が歯周病治療を実施した約半数の患者様は、受診されるまで歯周病の存在に気づいておられませんでした。

主訴は、「詰め物が外れた」・「虫歯の治療希望」・「クリーニング希望」などにより受診され、レントゲン検査・歯周ポケット測定などを含む“歯周病の検査”をし、始めて気づき歯周病治療を頑張られた患者様です。

さらに、ここ10年ほどの研究で、歯周病が全身疾患（糖尿病、心筋梗塞）にも影響を及ぼしている事も分かってきています。 まずは、痛みなどの自覚症状がなくとも、歯周病の検査をする事をお勧めいたします。

治療症例（画像クリックで拡大）

治療前	治療後